楽婚（Tano-kon）は、佐賀県鹿島市を中心に、独身男女の出会いを応援するボランティア団体です。
ここ数年は、婚活ブームとも言われ、楽天やリクルートなどの大手企業も婚活サービスを提供していますよね。
そんな中、「鹿島市限定」「スタッフは全てボランティア」という楽婚は、かなり珍しいのではないでしょうか。
世の中のあらゆる婚活サービスを徹底検証している当研究所が、独自の視点で楽婚の評判を分析していきます！
目次
なぜ鹿島市なのか？
楽婚の成立目的は、少子高齢化や人口減少に悩む地域の活性化です。
公式サイトの管理人である中村氏は、鹿島市の市議会議員なので、このコンセプトには説得力がありますね。
イベントも、もちろん地元鹿島市中心に行われています。
鹿島市は、隣県の福岡や長崎にも電車で1時間以内なので、観光や買い物には隣の県まで行く人も多いのですが、楽婚のイベントはあくまでも鹿島市密着です。
何度も参加していると、同じスポットばかり行くことになるような気もしますが、自然の恵み豊かな佐賀県なので、四季折々の楽しみ方ができそうです。
春は新茶、夏は星空の下での佐賀牛のBBQ、秋は新酒やドライブ、冬はカキ焼きパーティなど、ブログのイベントレポートもとってもおいしそうです。
楽婚で体験できる出会い
楽婚の出会いのシステムは3種類あります。
①イベント（いわゆる、一般的な大人数のお見合いイベント）
②食事会（2対２、３対３などの少人数の食事会）
③1対1のお見合い
全て、身分証による本人確認が行われており、お見合いに関しては、履歴書と独身証明書の提出も必須です。
ここで注目する点は、イベントで使用するプロフィールカードが事前に郵送されてくるところです。
お見合いパーティのプロフィールカードといえば、当日の受付で渡されてあわただしく書くものがほとんどですよね。
事前に送ってもらうと、じっくり考えて記入することができますし、心の準備ができます。
こういったひと手間をかけるところに、参加者に気持ちよくイベントを楽しんでもらいたいという気遣いを感じます。
自宅とは限りませんが、申し込み住所が確認されているのも安心です。
成婚率が期待できる理由
楽婚の公式サイトによると、結婚報告のHP掲載を許可しているカップルは、2016年で5組です。
鹿島市限定という規模を考えると、なかなかの成婚率ではないでしょうか。
どのカップルも、出会いから約1年間の交際を経て結婚しており、堅実な様子もうかがえます。
楽婚の参加者は、おそらく鹿島市という地元を離れたくない人が多いのではないでしょうか。
地元在住ということは、親や親類と同居もしくは近居という例も珍しくないでしょう。
田舎は、都会に比べて「早く結婚しなさい」という周囲のプレッシャーも強いですよね。
これが成婚に向けて背中を押してくれているのかもしれません。
都会には、こういった地方独特のしがらみは少なくて快適と思う人もいるでしょう。
しかし、ひとりでも楽しめる娯楽がたくさんあって、他人に必要以上に干渉しない環境にいると、気がつけば40歳近くなっても独り身という女性がゴロゴロいます。
早く結婚したい独身女性にとっては、地方のように周囲が結婚をせかしてくれるような環境の方がチャンスではないでしょうか。
まとめ
佐賀県鹿島市の活性化をめざして、独身男女の出会いを応援している楽婚（Tano-kon）は、ボランティアスタッフによって運営されている良心的な団体です。
イベントや食事会では、自然に近い出会いをプロデュースし、登録してお見合いを申し込めば、履歴書を元に条件をしぼった相手ともセッティングしてもらえます。
地方は、結婚年齢が比較的若いので、参加するならできるだけ早く、30台前半までが勝負です。
佐賀県の豊かな自然を楽しみながら、運命の人と出会えると最高ですよね！
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