京都の花街を歩いていると、運が良ければ舞妓さんの姿を目にすることがあるでしょう。
その姿は幼いながらも独特の色香があり、男女ともに憧れの対象となる職業ですよね。
ですが長らく続いてきた伝統の中で生きている舞妓さんたちですから、恋愛や結婚はどうなっているのでしょうか?
今回は舞妓さんの実態と照らし合わせながら、考えていきましょう。
目次
舞妓という職業を知る
まず基礎知識として、舞妓と芸妓の違いを見ていきましょう。
舞妓とは主に京都の花街で、舞踊、お囃子などで宴席に興を添えることを仕事とし、芸妓になる前の見習い期間を指す呼び名です。
だいたいは中学校を卒業してすぐ置屋(プロダクションのようなもので、衣食住を全て世話する場所)に入り、1年ほどは仕込みさんなどと呼ばれ、先輩舞妓や芸妓のお世話や舞の稽古をします。
舞の試験に合格すると、晴れて舞妓としてデビューします。
年齢的には16歳くらいでしょうか。
20歳くらいまでは舞妓として現場で経験を積み、その後芸妓に名を変えて仕事をすることになります。
昼間は舞や唄のお稽古、夜はお座敷、少ない人数で数多くのお座敷をこなしますので、休みはほとんどありません。
また舞妓のイメージを守るために厳しいルールがあり、携帯電話を持ったり、ファストフードを利用したり、いまどきの若い女の子がしていることは、ほぼできません。彼女たちはとても過酷な環境で、プライドを持って仕事をしているのですね。
そもそも舞妓に出会いはあるのか?
舞妓、芸妓の世界は完全に女社会です。
着物の着付けをする「男衆(おとこし)」という男性は数少ない接点を持つことができますが、あとはお客さんとなる男性がほとんどです。
ちなみに男衆とは恋愛厳禁となっています。
あと考えられるのはお客さんですが、かねてからの風習に「水揚げ」という、言ってみればスポンサー契約がありました。
お客さんに見初められた舞妓が、初めて旦那と呼ばれるスポンサーを持つ儀式のことを「水揚げ」と言います。
大昔には身受けのような形で行われ、あまり良いイメージがありませんでしたが、現在ではこの風習がなくなっているようです。
仮に一人のお客さんがある舞妓の旦那になりたいと思っても、その舞妓が旦那をとることに同意しないと、それは叶わぬ夢となります。
一般的な恋愛に近いかもしれませんね。
舞妓が結婚するためには
以上のように厳しい環境の中で健気にがんばっている舞妓と、われわれ一般人が知り合う機会はそうありません。
昼間に街中を歩いている舞妓風な女性は、ほとんどが観光客のコスプレですので、あてになりません。
また舞妓、芸妓は結婚するときは仕事を辞め(落籍)させられますので、ある程度の経済的な余裕が必要かもしれません。
やはり一番可能性が高いのは、お座敷で知り合った舞妓と恋仲になることです。
お座敷に行ったからと言って簡単に出会えるものでもないと思いますが、確実に交流が持てるという点は大きいです。
お座敷遊びで心配なのは、「いちげんさんお断り」の看板ですが、最近ではいちげんさんでもOKのカジュアルな店も増えているようです。
まずはそういったところで、雰囲気をつかんだり、好みの舞妓を探したりするのもいいかもしれません。
またその世界の厳しさゆえ、仕込みや舞妓の段階で辞めてしまう人もかなりいるようです。
「元舞妓」などの肩書きで店を開いている場合もあるかもしれません。
舞妓であっても街に出てしまえば普通の女性。偶然に会うこともあるかもしれません。
まとめ
舞妓が結婚するためには、いろいろと乗り越えなくてはならない関門があることがおわかりいただけたでしょうか。
ですが昔と比べると、お客さんを見る彼女たちの目も、一般人に近づきつつあるのかもしれません。
素敵な出会いがあるといいですね!
おすすめの関連記事
20代で結婚したい女性におすすめ婚活方法!
30代で結婚したい女性におすすめ婚活方法!
40代で結婚したい女性におすすめ婚活方法!
自分の年代に合った婚活サービスを利用することが、理想の結婚をする近道です。
以下ではあなたの年代に最適な婚活方法をご提案させていただきます。
3、4つの簡単な質問にお答えいただくと、あなたにとってベストな婚活方法を無料でご提案させていただきます。
また、ツヴァイならたったの2分で「自分の恋愛傾向」がわかる無料診断ができます。
理想の相手と出会うためにもまずは自分を知ってみよう♪
⇒自分だけの恋愛傾向を無料で診断してみる